子犬をブリーダーから購入するときの注意点
子犬を飼おうとするときに、まず適切な犬種を選んで、次はブリーダー(繁殖家)や ペットショップ、又はインターネットなどから入手することのどれかを選びますが、 ここでは良いブリーダーから子犬を入手するポイント、注意点を知って失敗のない 子犬を選べるようにしてください。
子犬を選ぶ際には、犬の発育環境を良く知ることが、 重要なポイントでもあることを心得て下さい。
もし、すべての環境になじめる仔犬が欲しければ、 14週以前の発育期に子犬の脳が、充分刺激を受けている必要があるのです。
例えば、外の騒音から遠い、静かな郊外に育ち、犬同士の臭いや吠え声を 良く聞いたりしてはいるけれど、社会との刺激がほとんどなく、子犬を 育てている、いわゆる繁殖工場と言っても過言でないようなブリーダーもいます。 このようなブリーダーに育てられた子犬は、脳の情報が少なくて、刺激も受けていないのです。
そのような環境で育った子犬が、色々な刺激に出会ったとき、情報を処理が出来なくて、 頭がパニック状態になり、過剰な反応をしてしまうこともあります。呼吸が早くなる、体が震える、 下痢や失禁などの症状が現れることもあるのです。
脳が健全に発育していない仔犬は、成犬になっても中々改善されず、 飼い主はしつけや、他人との接触にたいへん苦労してしまうでしょう。 このような子犬は、少しでも環境の変化などがあると、その 刺激の原因となる子供や大人、車、他の動物などを攻撃してしまうこともあるのです。
このようなことから、子犬が育てられたブリーダーの環境はとても大切なので、 どのような育て方をしているのかを、よく聞けるブリーダーを選ぶことが大切です。 自分の目で確かめて、父犬、母犬、兄弟犬にも会せてもらって、納得のいく環境 育った子犬かどうか確認しましょう。逆に言えば、ブリーダーが子犬を飼いたい人に対して、どの様な飼育環境か、どの様に飼育をするのかなどを 質問し、子犬にとって不適切な飼い主には、子犬を譲ってくれないぐらいの慎重な ブリーダーなら安心でしょう。
◎ブリーダーの選び方~好ましいブリーダーとは
(1)希望の犬種が飼い主にとって適当であるのかアドバイスしてくれるブリーダー(2)子犬が飼われる環境や家族構成、家族の協力関係などを聞いてから、 子犬を引き渡すかを判断するブリーダー
(3)仔犬の両親の性格や、肉体的な事(とくに欠陥的なことに) 詳しく説明をしてくれるブリーダー
(4)買い手の希望をよく聞き、適切なアドバイスをしてくれるブリーダー
厳しすぎると、思われる人もいるかもしれませんが、 この基準は当然のことです。仔犬をたくさん売りたいがために、飼い主の希望や状況も聞かず、 売りつける悪質なブリーダーは少なからず存在しますので注意しましょう。 愛犬との楽しい生活を過ごせるように、納得の行くまで自分に合った子犬を探して下さい。
